アメリカの商品を日本で直接購入できる個人輸入サービスは、多くの日本人にとって便利な選択肢となっています。日本未発売のブランド品や日本では見たことのない商品、日本で取り扱いがあってもサイズが異なりリーズナブルなど、様々な理由で個人輸入が使われます。
基本的に個人輸入とは、海外のウェブサイトにアクセスをして、そこで購入することを指しますが、現在は3パターンに分かれます。
- 自分で購入する。
- 代理で購入してもらい、送ってもらう。(個人輸入代行)
- 海外に拠点を持つ会社から直接送ってもらう。(個人輸入直販)
今回は、3 の個人輸入直販の会社のサービスを徹底比較します。3 の特徴としては、各会社の日本語のサイトで商品を購入することができ、楽天やAmazonといった日本の大手ECモールにも出店しているため決済が安全で、なおかつ迅速に欲しい商品を明朗会計で手に入れることができる点です。商品不良や配送トラブルの場合の対応も個人輸入代行とは異なり、かなり多くの場合で責任を持ってくれることが特徴です。ただし、自分の欲しい商品が無い場合は利用できないため、その点はデメリットとなります。
しかし、各社のサービスは、一見すると似通っているため、どれを選ぶべきか迷う方も多いと思います。また、個人輸入を初めて知ったという方は、どの会社が自分の求めるサービスか?も分からないかと思います。また、会社・ショップによっては、ただ売ることだけに終始し、サービス面(買い物体験)はあまり考えていないことも多く、人によっては使いづらい場合もあります。
本記事では、業界で最も長い約40年個人輸入直販を行っている当社が、主要な個人輸入直販サービスを5つの観点から主観的に比較し、徹底解説します。
iHerb
1996年に設立されたiHerbは、180ヵ国以上に配送を行っており、個人輸入直販の会社の中で最も大きい会社となっています。世界中に物流センターを持ち、世界のあらゆる商品を自国の言語で、しかも自国の通貨で購入できる素晴らしいサービスを誇ります。個人輸入がピンときていなくても、iHerbでサプリやプロテインを購入したことがあるという方は多く、コロナ禍によって、その勢いはさらに増しました。
iHerbの大きなメリットは2つあり、常に激安価格で商品を購入ができること、そして、他の人に紹介することで紹介料がもらえることになります。この2つの戦略により、シェアを最大まで拡大してきました。
また、iHerbは世界中の人からのレビューがあるため、少しでも気になる商品があれば、何かしらのレビューが参照できるということも強みにしています。2023年からは、2度目の楽天出店を行い、本店よりは7%ほど高いものの、割安で商品を提供できるようにしています。
デメリットは、ほとんどありませんが、在庫切れが多発したり、日本に特化してはいないため、日本人のサービスレベルを求めることはできない、という点が挙げられます。
CMGグループ
日系最大の個人輸入直販の会社は、当社(CMGグループ)になります。CMGは、世界で最も早く個人輸入直販を行った会社で、その歴史はiHerbよりも古く、1986年の11月カリフォルニア州ビバリーヒルズにオープンした自然食品店ナチュラルハーモニーに遡ります。ニューズウィークマガジンジャパンに、米国で活躍する日本人青年として取材も受けたオーナーである川口洋一は、日本のお客様にアメリカの高品質なナチュラルフーズを届けたいと、早くから国境を越えた個人輸入に目をつけます。
1994年には、日本の顧客向けに通信販売を開始します。当時は、Amazonですら設立されておらず、電話やFAXによる注文を受け、誰も行っていなかった宅配で商品を日本に届けていました。1999年には、楽天設立2年目の楽天市場に出店し、日本で初めてのシステム化された個人輸入直販のオンラインショップを開店します。その後、米国ヤマト運輸と事業提携を行い、楽天・Amazon・Yahooショッピング・au ペイマーケットの4モールに12店舗を展開し、本店を合わせ、計13店舗で日本のお客様に世界の商品をお届けしています。
CMGグループは、世界を舞台にするiHerbとは異なり、日本のお客様に特化しているため、特にカスタマー対応や買い物の楽しさを重視しています。
特に、カスタマー対応では、お客様のレビューをすべて拝見し、お客様の意見を少しでも取り入れ、快適な買い物体験ができるよう、日々、店舗のシステムやコンテンツの見直し、商品の仕入れを行っています。また、個人輸入では、個人が輸入者のため、多くの場合はメーカーや販売元とのトラブルが起こりやすいですが、当社ではできるだけトラブルを解決できるように、最初から最後まで、日本人スタッフが対応しております。
商品が高くては、せっかくの買い物も楽しくありませんので、日々、為替や他社の価格を鑑み、世界最安値で提供できるように尽力しています。この商品が欲しいけど、他の店舗だと高くて、当社の店舗では見つからない場合などは、リクエストを受け付けており、できるだけ迅速に仕入れを行い、お客様の買い物体験を最大化しております。
さらに、個人輸入の壁の一つである、セキュリティ面への不安を解決するために、安心してクレジットカード情報を預けることのできるモール(楽天・Amazon・ヤフー・au ペイマーケット)を中心に展開しています。
iHerbは5万商品のため、少し見劣りはしますが、2023年に1万商品を突破し、他社では取り扱っていないアメリカ最大の本屋Barnes & Noble(バーンズアンドノーブル)やアメリカコストコ商品など多くのカテゴリを販売しています。少しでもアメリカの良質な商品をお客様が楽しめるように、2025年は10万商品を目指しています。
サプリンクス
1998年に設立されたサプリンクスは、当社と同じ日系の会社で、特にプロが使うスポーツサプリブランドに特化して販売を行う会社です。
日本人初のIFBBプロ・ボディビルダーであるビッグヒデこと山岸 秀匡氏が推奨するギャスパリニュートリションをはじめとし、レッドコン、ニュートラバイオ、ドラゴンファーマなど筋トレマニアやプロが愛用するブランドの正規代理店として日本で販売を行っています。また、各ブランドの公式インスタやYouTubeも行っており、日本にはない商品を知って買うことのできる買い物体験を提供しています。
また、サプリメントアドバイザーがいるため、電話で相談することもできます。
アメリカーナ
ロサンゼルス発世界最大級のよろず屋Americana(アメリカーナ)と名を打つこちらの店舗は、当社と同じく日系の会社で、2万商品を超えるラインナップが特徴です。系列店として、Founder、ShopLA、California Mart、ダッシュなどがあり、楽天・Amazon・Yahooと多数のモールに出店しています。
オオサカ堂
海外の医薬品と言えばオオサカ堂で、日本では売っていない医薬品に特化した香港の会社です。1997年の創立以来、香港から海外の商品を届けており、特に避妊薬やAGAなどが購入できることで有名です。楽天やヤフーといった日本のモールにはなく、自社サイトのみとなっています。
ビタトラ
楽天のVitatra(ビタトラ)、AmazonのRedbottle,inc(レッドボトルインク)などを展開する韓国系の会社のショップ。
ビタカフェ
楽天のVitacafe(ビタカフェ)、ヤフーのSupla(シュプラ)などを展開する韓国系のショップ。
Shop2USA
楽天やAmazonなどで展開するショップで、セット商品を主力としています。